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ヤングカンヌについて

ヤングカンヌのメディア部門の日本代表選考のお題は、子育てに悩む母親が多数おり、そのサポートが必要であることを知らしめ、NPOへの募金を促すことであった。

 

考える内容のレイヤーは多岐にわたっていた。

 

①母親の悩みを解決するために

どのような悩みがあるのか

その悩みを解決するには何をすればよいのか

 

②知らせるということ

母親が悩みを持っていることはなぜ知られていないのか。

悩みを持っていることを知らせるにはどうすればよいのか。

 

③募金してもらう

募金が集まらないのはどうしてなのか

募金をしてもらうにはどうすればよいのか。

 

実際には募金がゴールとなるはずなので、

統合的に考え、実際的な提案が求められるであろう。

 

ただし今回は、

 

NPOにお金が集まりさえすれば課題が解決される。

お金を集めるための鍵は、子育てに悩む母親が多数いることを知らせることだ

 

という前提にたって良いのだとと思う。

 

つまり、知らせる ことが第一

募金させることはその次

悩みを解決することはスコープの外だということだ。

 

つまり一番考えないといけないことは、知らせるために何が出来るか、

というアイデアである。

 

そして今回の肝は、知らせる内容がネガティブで深刻になりかねないということである。

逆に、ポテンシャルとしては、母親たち自体が発信者になりうるということである。

 

南の国の管理人募集がカンヌを取ったが、

あれは、

「すばらしいリゾート環境」を「住むところ」「働くところ」として別の切り口で世の中に出すことで、世の中に広がっていった。

つまり、訴求する内容の「ポジティブさ」をポテンシャルとして捕らえ、

旅行先としてしまうと埋もれてしまう情報を、

職場として紹介することでスペシャルなものに仕立て上げた。

 

今回は「ネガティブな情報」を拡散しなければいけない。

これはどうすればいいのか。

今回は、ネガティブであるからこそ発信しにくい、話題になりにくい、

そういった内容であるため、チャーミングに変換することを試みた。

アイスバケツチャレンジは一つの参考になった。

どうチャーミングに変換できるか。

これは、結果的には悩みの周りにあるチャーミングなものを探すことが有効だった。

 

また、ポテンシャルとして、潜在的発信者が多数いることと、

ネガティブな悩みは、共感によって拡散することに注目した。

「保育園落ちた。日本死ね」の文脈だ。

 

以上、頭の整理のために。